② 解析をはじめる(Workspace)
Workspace は、取り出したデータ(Bundle)を使って分析する作業場です。まず「プロジェクト」を作り、その中のタブを行き来しながら、計算・ラベル付け・検定・モデル作り・レポートを進めます。
「プロジェクト」って何?
プロジェクトは、1つのテーマの分析をまとめておく入れ物です。たとえば「夜 vs 昼の RMSSD」という1つの問いに対して、使うデータ・計算・結果・結論をすべてこの中に置きます。フォルダのようなものだと思ってください。
🔁 アプリの行き来は2つだけ。 Studio →(Bundle 完成時)→ Workspace と、Workspace →(データを足したい時)→ Studio。それ以外の作業は、すべて Workspace の中で完結します。あちこち移動して迷うことはありません。
プロジェクトを作る
Studio で [Workspace で開く] を押すと、この作成ダイアログが自動で開きます。名前を付けるだけで完了です。
🙋 あなたがやること
- 分かりやすい名前を付ける
- [作成] を押す
⚙️ システムがやること
- Bundle の情報を読み込んで紐づける
- ※重いデータベースには触りません(箱の中身だけ使う)
あとから別の Bundle を追加することもできます(「データ」タブの [Bundle を追加])。
プロジェクト内のタブ(作業場の地図)
プロジェクトを開くと、上にタブが並びます。それぞれ役割が違います。まずは Notebook から始めるのが基本です。各タブの詳しい使い方は、リンク先のガイドへ。
📊 概要
プロジェクトの全体像。何が入っていて、今どこまで進んだか。
📦 データ →
このプロジェクトで使っている Bundle(お弁当箱)の一覧。
📓 Notebook →
AI と一緒に計算する作業場。ここが分析の中心。
🧮 特徴量 →
「心拍のばらつき」などの計算結果(数値)を一覧・確認する。
🏷️ ラベル →
心拍やイベントを1つずつ分類する作業(アノテーション)。
🧪 仮説 →
予想を登録して検定する。結果(Evidence)もここから。
🤖 モデル →
予測モデルを作って評価する。データ漏れチェック付き。
✅ 結論 →
判定(OK/NG)を付けてレポートにする。レビュアーの定位置。
📝 ノート →
所見やメモ。AI が下書きを作ってくれることも。
👥 コホート
「50人の被験者」のような分析対象グループの定義。
典型的な進め方
タブはどこからどこへでも自由に行き来できますが、はじめてなら次の順番がスムーズです。
💡 やり直しは怖くありません。 「ノイズ処理を変えたい」「区間を足したい」と思っても、ほとんどの場合データを取り直す必要はありません。古い結果も消えずに残るので、安心して試行錯誤できます(→ ③ 分析する の「やり直し」参照)。
データが足りなくなったら(Studio に戻る)
「夜の区間がもう3本ほしい」など、データを追加したくなったら Studio に戻ります。元の Bundle を引き継いだ状態で再開できます。
新しいデータに切り替えると、前の結果は「古い(stale)」と表示されます。勝手に再計算はしません。あなたが [再実行] を押して初めて更新されます。前の結論は保護されたまま残ります。